カチッカチッカチッカチッ…… 時計の針が音を響かせるこの部屋で、私は布団にくるまっている。 私はこの時間になると色々なことを考えずには居られないのだ。 「…今日こそは。」 何度呟いたことか分からない。 何も考えずに目を瞑り、気が付いたら朝になっている。そんな夜を何度望んだことだろうか。 夢を見たって構わない。 ただ、暖かい、優しい夢がいい。 暖かい、優しい夢って何だろう。 私の場合はお父さんに会う事が出来る夢なのだろうか。