えーーーーーーーーーーー?!?!?



これってつまり、あのシンデレラの世界ってこと!?


ゆめ???
夢じゃないとありえない!

ほっぺをつねってみるけど、
「....いたい」


嘘でしょ、ほんとに????


まったく理解が出来ないまま放心状態でいると再びドンドンドンドンと大きな音。


バタン!

「ちょっと!シンデレラ!
良い加減にしなさいよ!早く朝食の用意をして!
私もお姉様もお母様も、お腹がすいているの!」


今度はさっきよりも若い女の人がこれまたすごい剣幕でまくしたてる。


「は、はい...」


言われるがまま部屋をあとにし、女性について階段をくだる。


どうやら私は屋根裏にいたようで、
下の階では明るく華やかな電飾と額や花が飾られていた。