お弁当を食べ終えると、昼休みは残り半分の時間になっていた。 「それにしても、昼休みなのに誰も図書室に来ないね」 私もなにか用がなければ図書室には来ないけど、昼休みはもっと生徒の出入りがあると思っていた。 「普段の昼休みは生徒が来るけど、水曜の昼は図書委員が休みで本が借りられないからか、基本誰も来ないっぽい」 「そうなんだ。知らなかった。さすが、学校でいろいろ調べてるだけあるね」 「ここなら怪しまれずに話せるだろ」 「うん」 「茉雛の事故のこと、汐野にもう少し詳しく話そうと思って」