そう言って僕も、支配人の肩に手をまわした。

「おいおい、お前はいつから 

そんな大人になったんだ?」

そう言って支配人は、肩に手をまわしたまま、

僕の事を軽く押してきた。

僕も笑いながら支配人に軽く押し返し、

それを2、3度繰り返した後、

「なぁ、男同士で何やってんだ?気持ち悪くねぇか?」

支配人がそう言って、僕たちは大笑いした。

これは、僕と支配人が初めて心から友達のように

ふざけあい、笑った瞬間でもあった。そして支配人は、

「もっと一緒に遊びたいが、公園にも行かないと

いけないからな・・。

よし、目を閉じろ、次に目を開けたら公園だ。」