僕は みーに、もう何もしてあげる事は出来ないけど、

この彼は、みーの事を優しく気遣ってくれていた。

みーの目から流れる涙を拭いてくれたり、

いろいろ慰めてくれていた。

そんな心優しい彼の姿は、映像でしっかりと

伝わってきた。

「どうだ、驚いただろ?

彼の名前は須藤 陸斗 18歳。

お前と違う高校に通っていて、いつもノートを持ち歩き

常に何か書き込んでいる。彼は不思議な事に名前が2つ

あるみたいなんだ。もう1つは何だったっけ...

まぁ、いいや。彼も俺に劣らずイケメンだろ?」

支配人も嬉しそうだ。