だからこそ、中学で2人でバドをしようと言われた時は嬉しかったのを覚えてる。

強さ的には美月の方が上だった。
美月はいつもそう、私の前にいる。
私はずっと、美月を目標に部活も勉強も頑張った

高校受験の時は、2人でここの高校受かってバドミントン一緒にしようね!って話してたのに、美月は落ちてしまった。

あの時の美月の顔を私は忘れることが出来ない。
本当は落ちて辛いはずなのに、私の合格を心から笑顔で喜んでくれた。
一緒に合格出来なかったなぁと言っていた横顔を私は直視出来なかったんだ。