「ちょっと、その話じっくり聞かせてよ!」

電話の向こうの美月は私より興奮している様子。

こうやって、心から喜ばれるのって凄く嬉しい。
つくづく美月っていう親友を持ててよかったなって思うよ。

親友とは、高校は違う。
私達は小学生からの中で、小学3年生の時に喧嘩をしたのをきっかけに私達の中は縮まった。

それから中学生になって、部活も美月と同じバドミントン部に入った。小学2年生の時に美月にバドミントンクラブに誘われたんだけど、その時は入らなくて5年生の時に入った時には美月は辞めていた。