イケメンエリート、はじめての純愛⁇



儲けが出ない仕事に何も意義を見出せないし、その前にボランティアとか無償の愛とか自分の人生の辞書にそんな言葉なんて何一つない。
贅沢に楽しく人生を謳歌する。
それが映司のもっとうであり信念でもあった。

映司は目を閉じて更にため息をつく。
こんな仕事、明智君に頼んでくれよ…

映司はソフィアに返信を打った。

“社長の命令にはちゃんと従います。
でも、さっさとちゃっちゃと済ませますので、俺のする事に文句は言わないように。
あと、あの約束は頭の中にちゃんと入れておきます

映司”

すると、すぐさまソフィアから返信がきた。

“映司、まずはさっさと取り掛かってちょうだい。
咲子様はあなたからの連絡を首を長くして待ってるようだから”

映司は簡単に了解しましたと返信した。
もう面倒くさくてしょうがない。
トオルから引き継いだ仕事でこっちはクタクタになって働いているのに、ソフィアは鬼だと思った。