イケメンエリート、はじめての純愛⁇



こんなに難しい問題は今までの映司の人生で初めてだし、それに、難しいという基準が宇宙規模並みでため息しか出てこない。


「でも、映司さん…
咲子さんのご両親に会う前に、ソフィアに報告した方がいいかと。
だって、咲子さんのお母様とソフィアは友達なんですよね?

映司さん、頑張ってください!」


明智君の笑顔は可愛いらしい。
その可愛らしい笑顔で、あの難敵ソフィアを倒してくれないか…


「すっかり忘れてた…」


映司が意気消沈していると、明智君が映司にアドバイスをしてくれた。


「必ずソフィアは映司さんの味方になってくれます。
映司さんの咲子さんへの熱い思いを、しっかり伝えればいい事です。

遊びじゃないって事をしっかり証明すれば、ソフィアだって認めてくれますって」