絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~

え、じゃあなに? 上杉さんのおじいちゃんが敏夫さんってことだよね?

当たり前の事実さえも、意味がわからなくなる。

敏夫さんからお孫さんについて、もう耳にタコができるほど聞かされてきた。

自慢のお孫さんのようで、それはもういつもどこか誇らしげに話してくれた。

敏夫さんの若い頃にそっくりのイケメンで、優秀で優しくて、とにかく完璧な人だと。

それが上杉さんだったってこと?

理解してくると、今度は変な汗が流れそうになる。

だって私、以前敏夫さんと、とんでもない約束をしてしまったから。

「あ、あの敏夫さん……」

先手とばかりに声を上げたものの、すぐに敏夫さんは嬉しそうに話し出した。

「岳人から聞いたぞ? 私から話を聞いて岳人に興味を持ち、パーティーなどで顔を合わせているうちに好きになったと」

「えっ!?」

なんですか、その嘘は!!

すぐに上杉さんを見ると、彼は敏夫さんに言う。