「お母さんってば、気が早いから!」
結婚はおろか、私はまだ上杉さんに自分の気持ちも伝えていないというのに。
なのにお母さんはキョトンとしている。
「あら、どうして? だって結婚したいほど好きなんでしょ? だったら子供が生まれる将来を見据えて当然じゃない」
「それはそうかもしれないけどっ……!」
想像できないよ。上杉さんと私の子供ができる未来なんて。
するとお母さんはからかい口調で聞いてきた。
「ねぇ、麻衣子は岳人君のどういうところを好きになったの?」
「えっ?」
「お母さん、聞きたいな」
両手を合わせてお願いするお母さんに、タジタジになる。
「やだよ、恥ずかしいもの」
「いいじゃない。お母さんしか聞いていないんだから。ほら、お母さんにはなんでも話してくれるんでしょ?」
「それはっ……」
それを言われるとなにも言い返せなくなる。するとお母さんは追い打ちをかける。
「麻衣子はお見合いをしてから岳人君のことを好きになったんでしょ? なにがきっかけで好きになったのか、すごく気になるもの」
これは延々と追及されそうだ。そう思い、言葉を選び選び話した。
結婚はおろか、私はまだ上杉さんに自分の気持ちも伝えていないというのに。
なのにお母さんはキョトンとしている。
「あら、どうして? だって結婚したいほど好きなんでしょ? だったら子供が生まれる将来を見据えて当然じゃない」
「それはそうかもしれないけどっ……!」
想像できないよ。上杉さんと私の子供ができる未来なんて。
するとお母さんはからかい口調で聞いてきた。
「ねぇ、麻衣子は岳人君のどういうところを好きになったの?」
「えっ?」
「お母さん、聞きたいな」
両手を合わせてお願いするお母さんに、タジタジになる。
「やだよ、恥ずかしいもの」
「いいじゃない。お母さんしか聞いていないんだから。ほら、お母さんにはなんでも話してくれるんでしょ?」
「それはっ……」
それを言われるとなにも言い返せなくなる。するとお母さんは追い打ちをかける。
「麻衣子はお見合いをしてから岳人君のことを好きになったんでしょ? なにがきっかけで好きになったのか、すごく気になるもの」
これは延々と追及されそうだ。そう思い、言葉を選び選び話した。



