「岳人君もいずれお父さんと同じ立場になる。だからこそ麻衣子には、好きな人をしっかり支えて、幸せな結婚生活を送ってほしかったの。……でもそれはお母さんの勝手な願いだったわね。昨日のふたりを聞いていて、つくづく実感させられたわ」
「お母さん……」
ゆっくりと私の手を離すと、お母さんは自分の左手薬指にはめられている指輪を、愛しそうに見つめた。
「幸せの形は人それぞれよね。……お母さんとお父さんはお互いを支え合ってきた。でも麻衣子と岳人君は、ふたりで肩を並べて進んでいくのね」
ふたりで肩を並べていく――。……うん、そうでありたい。
上杉さんと公私ともに過ごし、お互い夢に向かって肩を並べていきたいと思うから。
「……うん。私、上杉さんと一緒に夢を叶えたい」
はっきりと自分の気持ちを伝えると、お母さんは安心した顔を見せた。
「応援してる。働きながら両立するのは大変だと思うけど、そういう時は頼っていいからね? 子供が生まれたら、お母さんに預けてもいいし」
子供って……!
「お母さん……」
ゆっくりと私の手を離すと、お母さんは自分の左手薬指にはめられている指輪を、愛しそうに見つめた。
「幸せの形は人それぞれよね。……お母さんとお父さんはお互いを支え合ってきた。でも麻衣子と岳人君は、ふたりで肩を並べて進んでいくのね」
ふたりで肩を並べていく――。……うん、そうでありたい。
上杉さんと公私ともに過ごし、お互い夢に向かって肩を並べていきたいと思うから。
「……うん。私、上杉さんと一緒に夢を叶えたい」
はっきりと自分の気持ちを伝えると、お母さんは安心した顔を見せた。
「応援してる。働きながら両立するのは大変だと思うけど、そういう時は頼っていいからね? 子供が生まれたら、お母さんに預けてもいいし」
子供って……!



