「岳人も麻衣子ちゃんのように、初めてもらった給料で両親や私にプレゼントしてくれたんだ」
「上杉さんもですか?」
私と同じように初めてのお給料で、両親や敏夫さんにプレゼントしたんだ。
「私には時計をプレゼントしてくれて、両親には麻衣子ちゃんと同じように、食事をプレゼントしたようだ。……それから一年後だ。岳人が両親に自分がやりたいことを伝えたのは」
「自分がやりたいこと、ですか?」
気になる話に聞き返すと、敏夫さんは私に尋ねた。
「麻衣子ちゃんは、どうして岳人が介護事業部を立ち上げたか知っているかな?」
「……はい」
私と同じだと聞いた。
私も専門学校で介護業界の現状を目の当たりにした。介護が必要な人のための施設が不足していて、何年も待機している人がいると。
必要な支援が行き届いていない現実を知り、そういう人が減るように、そして満足いくケアができるような施設を多く作り、運営する側の仕事に就きたいと思った。
上杉さんも同じ夢を抱いていると知った時は、本当に驚いた。
「上杉さんもですか?」
私と同じように初めてのお給料で、両親や敏夫さんにプレゼントしたんだ。
「私には時計をプレゼントしてくれて、両親には麻衣子ちゃんと同じように、食事をプレゼントしたようだ。……それから一年後だ。岳人が両親に自分がやりたいことを伝えたのは」
「自分がやりたいこと、ですか?」
気になる話に聞き返すと、敏夫さんは私に尋ねた。
「麻衣子ちゃんは、どうして岳人が介護事業部を立ち上げたか知っているかな?」
「……はい」
私と同じだと聞いた。
私も専門学校で介護業界の現状を目の当たりにした。介護が必要な人のための施設が不足していて、何年も待機している人がいると。
必要な支援が行き届いていない現実を知り、そういう人が減るように、そして満足いくケアができるような施設を多く作り、運営する側の仕事に就きたいと思った。
上杉さんも同じ夢を抱いていると知った時は、本当に驚いた。



