二週間後――。
五月も後半に入り、温かいを通り越して少し汗ばむ日も増えてきた日曜日の午後。
私はこの前初めてもらったお給料で買ったプレゼントを持ち、敏夫さんが入所している施設を訪れていた。
だけど部屋には姿がなく、スタッフからリハビリも兼ねて庭先を散歩していると聞き、外に出た。
入居者のために施設の庭先では家庭菜園や花壇があり、ゆっくりと安全に散歩ができるよう、段差などをなくしてアスファルトも整備されている。
敏夫さんの姿を探していると、スタッフと共に花壇が見渡せるベンチに腰掛け、楽しそうに話をしていた。
元気そうで安心しながら近づいていくと、私に気づいた敏夫さんは嬉しそうに顔を綻ばせた。
「麻衣子ちゃんじゃないか、久しぶりだな」
「お久しぶりです。すみません、なかなか以前のように顔を出せなくて」
敏夫さんの近くに行くと、一緒にいたスタッフは私に「敏夫さんのこと、お願いね」と言い、気遣って施設へ戻っていった。
五月も後半に入り、温かいを通り越して少し汗ばむ日も増えてきた日曜日の午後。
私はこの前初めてもらったお給料で買ったプレゼントを持ち、敏夫さんが入所している施設を訪れていた。
だけど部屋には姿がなく、スタッフからリハビリも兼ねて庭先を散歩していると聞き、外に出た。
入居者のために施設の庭先では家庭菜園や花壇があり、ゆっくりと安全に散歩ができるよう、段差などをなくしてアスファルトも整備されている。
敏夫さんの姿を探していると、スタッフと共に花壇が見渡せるベンチに腰掛け、楽しそうに話をしていた。
元気そうで安心しながら近づいていくと、私に気づいた敏夫さんは嬉しそうに顔を綻ばせた。
「麻衣子ちゃんじゃないか、久しぶりだな」
「お久しぶりです。すみません、なかなか以前のように顔を出せなくて」
敏夫さんの近くに行くと、一緒にいたスタッフは私に「敏夫さんのこと、お願いね」と言い、気遣って施設へ戻っていった。



