君に送るのは。




放課後になり、ゆうちゃんと学校を出て一緒に帰った




「お母さんとお父さんから話があるって」



「いつものか?」




「多分そうだと思うよ」




「はぁ、またか」



ゆうちゃんは嫌そうな顔をしていた



だから私は同じ気持ちだと思って言った



「寂しくなっちゃうよねー」



「いや、そうじゃなくて…」



「うん?」



「…二人きりとか…やばいだろ…」



「えっ、なんて言った?」



ボソッと言われて聞き取れなかったから聞いたけど



「なんでもねぇよ」




そう返されて、まぁいっかと思い、少し早足で家に帰った











だけど、斜め後ろで




「毎回思うけど好きな人と二人きりって勘弁してよ、抑えるのキツいんだよ

咲希はなんも分かってないし…はぁ…」




そんなこと呟いていたのなんか知らなかった