「サボるに決まってんだろ。」
「あ、そっか。」
妙に納得してしまう。
だって、
楓ってそういうのに興味なさそうだもんね。
でも、
「楓、今年最後の体育祭でしょ?」
「俺は最後だから葉菜と少しでもいたいんだよ。」
楓……。
そんなふうに思ってくれてたんだ。
自然とニヤけが止まらなくなっていた。
まぁ、背中にいるからバレないよね。
けど、
気が付くともう体育館裏だった。
予告無しに降ろされて尻もちをついてしまった。
「痛いってばぁ!!」
「悪いわるい。」
全然悪びれてる風も無いんですけど!
私は立てずに
そのまま体育座りをしていた。
横に静かに楓も座った。
「俺、こっから見える海がめっちゃ好きなんだよ。」
「海??」
ほんとだ。
真正面に大きな海が広がっていた。
「あ、そっか。」
妙に納得してしまう。
だって、
楓ってそういうのに興味なさそうだもんね。
でも、
「楓、今年最後の体育祭でしょ?」
「俺は最後だから葉菜と少しでもいたいんだよ。」
楓……。
そんなふうに思ってくれてたんだ。
自然とニヤけが止まらなくなっていた。
まぁ、背中にいるからバレないよね。
けど、
気が付くともう体育館裏だった。
予告無しに降ろされて尻もちをついてしまった。
「痛いってばぁ!!」
「悪いわるい。」
全然悪びれてる風も無いんですけど!
私は立てずに
そのまま体育座りをしていた。
横に静かに楓も座った。
「俺、こっから見える海がめっちゃ好きなんだよ。」
「海??」
ほんとだ。
真正面に大きな海が広がっていた。

