すると、突然廊下が騒がしくなった。
「きゃー!赤西先輩!!」
「今日もカッコよすぎる!」
女の子たちからの叫び声に混じって聞こえる話し声。
赤西先輩って、誰。
「赤西先輩って、あの3年生の??」
「雛里ちゃん、知ってるの?」
「葉菜ちゃん知らないの?!
3年生のイケメン集団のトップ!!
この学校の王子様なんだから!」
へぇ、初めて聞いたよ。
だって入学したの昨日だよ?
遠くから聞こえていた声が今はうちの教室の後ろのドアまで近づいてきている。
すると、閉まっていたはずの後ろのドアが
大きな音を立てて開いた。
「おっ邪魔しまーす!可愛い子はいないっかなぁ」
妙に間延びした声がした。
教室を一通り見渡して私たちの所で止まった。
「みっつけたー!その茶髪のショートちゃん!」
雛里ちゃんのこと言ってるんだ。
雛里ちゃんは少し体を強ばらせた。
「きゃー!赤西先輩!!」
「今日もカッコよすぎる!」
女の子たちからの叫び声に混じって聞こえる話し声。
赤西先輩って、誰。
「赤西先輩って、あの3年生の??」
「雛里ちゃん、知ってるの?」
「葉菜ちゃん知らないの?!
3年生のイケメン集団のトップ!!
この学校の王子様なんだから!」
へぇ、初めて聞いたよ。
だって入学したの昨日だよ?
遠くから聞こえていた声が今はうちの教室の後ろのドアまで近づいてきている。
すると、閉まっていたはずの後ろのドアが
大きな音を立てて開いた。
「おっ邪魔しまーす!可愛い子はいないっかなぁ」
妙に間延びした声がした。
教室を一通り見渡して私たちの所で止まった。
「みっつけたー!その茶髪のショートちゃん!」
雛里ちゃんのこと言ってるんだ。
雛里ちゃんは少し体を強ばらせた。