彼が無愛想じゃなくなったら。



「よいっしょ…、きっつ…」


火を扱ってるから余計に暑くて。




意外と前が見えなくてゆっくり歩いてたら

いきなり視界がクリアになって。




「なんで重いの持ってんの。俺呼んでよ」




「あ、高原くん…」


ダンボールを変わってくれたのは高原くんだった。



「え、そんな…。…いいの?」



「当たり前だろ。

北野は女の子なんだから頼っていいんだよ」