いつまで経っても変わらない現状を横目に、味噌汁に口をつける。
いつかぶりに食べた食べ物は美味しかった。
「あっ、那智くん!
どうですか?美味しいですか??」
「てんめぇ、那智!先に食べてんじゃねぇぞ!!」
「離して、紅綺。」
「紅綺、落ち着いて・・・凛の腕、真っ赤だって。」
『すごーく、美味い。』
ずずっともう一口味噌汁を飲んでトオヤに微笑むと、トオヤは嬉しそうに笑った。
『コウキ、うるさい。早く食べれば?
・・・買い物、行くんでしょ??』
今まで騒がしかったのが、嘘だったみたいに静かになった。
全員、口をあんぐり開けて俺を見ている。
『え〜何、その反応。
そんなに見られると・・・。』
1度そこで言葉を止め目を細める。
ゴクリと唾を飲む音が聞こえるほど、辺りは静かだ。
『気持ち悪い。』
いつかぶりに食べた食べ物は美味しかった。
「あっ、那智くん!
どうですか?美味しいですか??」
「てんめぇ、那智!先に食べてんじゃねぇぞ!!」
「離して、紅綺。」
「紅綺、落ち着いて・・・凛の腕、真っ赤だって。」
『すごーく、美味い。』
ずずっともう一口味噌汁を飲んでトオヤに微笑むと、トオヤは嬉しそうに笑った。
『コウキ、うるさい。早く食べれば?
・・・買い物、行くんでしょ??』
今まで騒がしかったのが、嘘だったみたいに静かになった。
全員、口をあんぐり開けて俺を見ている。
『え〜何、その反応。
そんなに見られると・・・。』
1度そこで言葉を止め目を細める。
ゴクリと唾を飲む音が聞こえるほど、辺りは静かだ。
『気持ち悪い。』


