山が色を浸ける
果物が沢山ある

辺りは祭りばかり
どこもかしこも賑やか
それが秋と言うもの

幸せに満ち溢れ
秋風に添えて‥

音楽を奏でてみたくなる

まるで
スケジュール帳を
なくしたみたいに

時間より嬉しさが募る

でも

どこかの
おとぎ話のように
幸せはそうは続かない

悲しさは押し寄せ
寂しさは無性に募る

それが秋の色

時々
あなたは幸せですか?

と聞いてみたくなる

けど笑っている顔しか
見たことがない

幸せはなんですか?
そう聞いたら返事は多分こない

けど君なら
きっと返してくれる

そう思ったら
もう少しだけ
秋を過ごせるような気がします