私は翠を見やずに返事をする。 「蒼?どうしたの?」 「なにが?」 「合宿帰ってから1度も目を合わせてくれてない。私、なんかした?」 「べつに…」 そう、翠はなにもしてない。 「だったら、ちゃんと目を合わせて話して!!」 「うるさいなー、調子悪いんだからほっといてよ!!」 翠は悲しそうな顔をして、部屋を出ていった。 「サイアク…」 もう1度ベッドに寝っころがって片手を伸ばしたあと顔の上に腕をのせる。 翠にやってしまったことを後悔する。 翠は悪くない…