「いいじゃん、いいじゃん! ね、……早坂さん」 「こっちは翠だよ」 紗英の声が聞こえる。 「お前、なんでわかんだよ―??」 「いつも、翠と一緒にいるからだもん」 町田君と紗英がしばらく言い合ってると彰悟君の声が聞こえた。 「なんで探してたんだ?」 「そうだった!! そろそろ消灯だから翠、戻ろう」 紗英が言う。 「うん」 「彰悟も戻ろう」 町田君が言う。 「キモい」 彰悟君はそう言って町田君の横を通りすぎた。