鈴乃からドリンクを持たされて前の席を見ると彰悟君は町田君に膝枕をしてもらってぐったりしていた。 「ちょっと大丈夫?」 「あ…彰悟、小さい頃から乗り物弱くてさ、一応、酔い止め飲ませたんだけど…」 彰悟君と町田君は幼なじみ。 もう1人幼なじみがいるらしいけど……。 「じゃあ、これあげる」 鈴乃に渡されたドリンクを渡した。 「サンキュ」 彰悟君が起きあがってドリンクを飲んだ。 「鈴乃ー、何で彰悟君が酔いやすいこと知ってんの?」 私は今度は後ろの席にいる鈴乃の方に振り向いて聞いた。