小学校2年生の春。親の離婚が原因で僕はこの街に越してきた。
遠いところから来たわけでもないから、見慣れたと言うかどこか似ている景色だった。
親の離婚が原因だったから乗り気でもなく、俗に言う大人の世界の流れるままに僕は生きて来た。
そんな時に同じクラスのあなたを見つけた。
僕とはまるで真反対で、天真爛漫な笑顔を見せてはたくさんの友達とたわむれていた。
いつからだろう。一目惚れだったのだろうか。
そんなあなたがいつのまにか好きになっていて
僕の心はあなたで次第にいっぱいになっていった。
2年生から6年生までずっとあなたと僕は同じクラスだった。
だからと言って言葉を交わしたことはあまりなかった。
か行 同士の僕たちはたまに日番がかぶるくらい。
小学生の僕だって日番がかぶった日は姑息に計画を練っていた。
そんな気も知らずにあなたはテキパキと1人でこなしてしまうから、僕は何にもできなくて終わる始末。
半ばあなたの事は諦めていて、ただずっと好きだった。
あなたが僕の正真正銘の初恋の人だった。
遠いところから来たわけでもないから、見慣れたと言うかどこか似ている景色だった。
親の離婚が原因だったから乗り気でもなく、俗に言う大人の世界の流れるままに僕は生きて来た。
そんな時に同じクラスのあなたを見つけた。
僕とはまるで真反対で、天真爛漫な笑顔を見せてはたくさんの友達とたわむれていた。
いつからだろう。一目惚れだったのだろうか。
そんなあなたがいつのまにか好きになっていて
僕の心はあなたで次第にいっぱいになっていった。
2年生から6年生までずっとあなたと僕は同じクラスだった。
だからと言って言葉を交わしたことはあまりなかった。
か行 同士の僕たちはたまに日番がかぶるくらい。
小学生の僕だって日番がかぶった日は姑息に計画を練っていた。
そんな気も知らずにあなたはテキパキと1人でこなしてしまうから、僕は何にもできなくて終わる始末。
半ばあなたの事は諦めていて、ただずっと好きだった。
あなたが僕の正真正銘の初恋の人だった。