うん、この子、めっちゃいい子だ。
しかも優しい。
顔も廊下ですれ違うぐらいだから分かんなかったけど、めっちゃ好みの顔だし、、、

うわぁ、好きかもしれない。



その日、俺は結局遅刻してしまった。
あんなイメージが悪かったあの子が
あんな優しい子だったなんて、、、
と、ギャップが俺の頭では追いつかなくなって
まったく動けなくなってしまっていた。
恥ずかしいことに。


「明日も遅れちゃおっかなー」
なんて考えてしまうほど、
俺は結構あの子にゾッコンだった。