「あの.........お客様」

とても言いにくそうに、気を遣いながら私に声をかけてきたのはこの高級レストランのオーナー

「いつも、すみません」

私の謝罪に悲しそうな顔をするオーナー

「今回も来なかったです、彼」

待つのは慣れていたつもりだった

何回もドタキャンされたし