導入
 僕は「甲斐正樹(かい まさき)」小中高大と周りと同じように勉強をして遊んで、何かしら秀でたものもなく、そこらの少女漫画に出てくるような見た目でもなく。普通よりもちょっと下にいる立ち位置を守って生きてきた。
 だからなのだろう、いまでは、朝起きて、ご飯を食べ、会社に行き、残業して、遅くに家に着き、ご飯を食べ、眠りにつく。
 こんな暮らしをずっと続けている。
そんな日々からくるものは、計り知れなく、ストレスや疲れがたまっていた。


 そんなある日、僕は、いつもより早く仕事を終わらせることができた、とてもうれしかった。なぜなら、定時退勤、明日は休み。こんなことがあるなんて思わなかった。仕事を始めてはじめてうれしいと思ったくらいにだ。
 だから僕は、いつもより豪勢にごはんを作った。しかも、普段は絶対に飲まないお酒も飲んだ。っとても贅沢をして、今を生きているような感覚だった。お酒を一杯また一杯と飲み続けていると、胸のどこかで、「いな……ぁ」「……ない…ぁ」そう、何か懐かしい言葉が聞こえてくるのだった。その言葉共に僕は深い深い眠りについていた
導入終了

本編
 「いな~いいな~いばぁ!」ぼくはその言葉にはっ!!と気が付いた。目に映ったのはどこか懐かしい雰囲気を醸し出す空き地、そして、どこか切なく寂しい思いを寄せてしまう後姿の女の子
 そんな事を考えていると
「もう!マサキ!またボケっとして!私と遊んでんのに上の空なんてありえない!ほら次はちゃんとするのよ」
なんて声がした。なんで彼女は僕の名前を知ってる、、、なんで誰なんだ、、、彼女は誰だ、しかも僕の目線はいつもより下の位置にある。ってことは、僕は……
彼女が大体小学5年生くらいの身長だから、今の僕は小学5年生くらいなのか…?
わからない何が起きてるっていうんだよ!
「いな~いいな~いばぁ!」彼女は、また同じ言葉えお僕と同じ方向を向いて言った。
僕は、また同じように言われるのが嫌だったしそもそも彼女が誰なのか知りたくて彼女まで近づける最大距離を走った。
「おぉ~やっぱりマサキはすごいね!じゃぁもう一回行くよ!」
「いな~いいないばぁ!」
彼女が振り返った瞬間僕は思いだした、彼女は……「やっと、思い出した?」
マサキ「え……?」
???「あなたのせいで、あなたが助けてくれなかったから。」
マサキ「なんだよ!一体何なんだよアカリ!お前がなんでいまさら夢にまで出てきてんだよ!」
アカリ「今更……?私はずっとここで、ここから時間が進まないのよ!あなたのせいで!なのにあなたはずっと、あなたの世界で何も変えようともせず、人と同じだけのことしかしてこなかった。いまさっきあなたが気づかなかったらあなたが代わりにここにいることになってたのよ!何で気づいたのよ!」
マサキ「俺だって、俺だって、変えたかったでも、変えようとしてお前を失った時みたいになりたくなかったんだよ!失う位だったら俺は何もしない、歩み寄らないし歩み寄らせない。」
パチンッ
 僕の頬に瞬間的な痛みと針にずっと刺されるようなチクチクとした痛みが走った
アカリ「私はあの時!いないいないばぁをしていた時最後鬼にタッチをして私から逃げるんじゃなくて、ハグをして告白してくれたの嬉しかったの!でも突然のことで逃げちゃったの!ホントは好きだったの!なのにそんなに腑抜けたことを抜かすんなら、私が大好きなあなたの抜け殻の中に入って私が生きてやる!」
マサキ「今、俺のこと好きだったって?俺のこと……」
アカリ「えぇそうよ!甲斐正樹くん君のことがすきだったよ」
マサキ「俺はてっきり嫌で逃げて帰って、俺のせいでトラックに……」
アカリ「そんなわけない、だから、だから私はあんな生活しかしないマサキが嫌だった、だからこうして現れた」
マサキ「そうだったのか...おれ...」
アカリ「マサキ、目が覚めたた私の家に来て、私の部屋に入ってすぐにある引き出しの中にあるピンクの箱を見て、それを見ても頑張れないようならまたここにきて、その時は」
その言葉と共に僕は目を覚ました
とてもよく眠れたように感じたが、目元がとてもあつかった。

僕は起きてから、いつもの倍以上に早く支度をして地元に帰った、そしてアカリの家に向かった。
久しぶりに来たアカリの家は昔とあまり変わらず、綺麗なままでそこにあった。
インターホンを鳴らすと、夢で聞いたアカリと同じ声が聞こえた
「マサキです。アカリさんに挨拶をしにきました。」というと、かなりの勢いで玄関のドアが開いた。出てきたのは妹で、僕を墓前ではなく、姉の部屋に案内した。
妹「昨日ね、夢の中にあの日のお姉ちゃんが出てきたの、そしたら、マサキが明日来るから、私の部屋に案内しろ!なんていうから…ほんとに来るともおもってなかったし…正直怖くて」
マサキ「ありがとう、全部僕のせいなんだ、きみには後でちゃんと説明するから、したで待っててほしいな」と、だけ言って、僕は部屋の中の指定された場所へ足を進めた。

指定された場所には言われた通りのものがあった。




あれ。。。オカルトホラーなのにそんな要素がない、、、、
そうなんですだから没作品なのです。
かいてて別ジャンルすぎたので途中で執筆を止めました。
とても面白いテーマなんですけどね....
いないいないばぁという掛け声ごとに1D3~2D3をふり歩数を決めて、徐々に近づいていくごとに鮮明化される声によって行われる幸運ロール、成功すると幸運なことにSAN値が減って、規定値をこえるとBADENDになってしまうというものでした。


是非皆様もこのテーマで遊んでみてください。