この間もゆなに怒られたのに、また倉庫に朝から連れ込んでるみたい?いや、これは先輩から仕事を頼まれてるだけ。

「ちょっとりょーくん、っ近い」

「ん、別にそんなわざと近づいてないけど?」

「っ…///」

ガ タン

ゆなが転びかけて、古びた倉庫の棚が鳴る。

スルッ

朝からゆなに触りたくなるのはもう癖と言ってもいいほど。

「っやめ…///涙」

ゆなは多分真面目だから仕事中に絡まれるのが嫌なんだろうな、

「ちゅーしてくれたらやめてあげようかな」

そう言った時、

ガチャっ

先輩が中に入ってきた。様子見か。

わたたっ

ガタンっ

ゆなはびっくりして慌ててる。

『凌くんゆなちゃん〜…って、ゆなちゃんどしたの』

誤魔化すためにゆなは小さいのに高い所の物を取ろうとしてるし。届いてないし。

「あ、これ届かなくて、、…んしょっ」

「別に言ってくれたら取るのに」

「え、じゃあお願い「と言いたいところだけど可愛くお願いされないと無理かな〜」

ニヤァ

ゆなのこの思いっきり嫌そうな顔も別に嫌いじゃない。むしろこの顔が見たくて言ってる部分があるくらい。

「え」

『凌くん悪いね〜?イケメンはすることが違うね〜ゆなちゃん困ってるよ?』

「………めんどくさ…」

ゆなはイライラがそろそろ限界。

「ほら早く」

キッ

突然睨んできたかと思えば、

「…ね、りょーくん?」

むぎゅ

「あのねぇ…?ゆなぁ、あの高いとこ届かないの…取って…?」

きゅるん、とでも言いそうな瞳で全力ぶりっ子。さっき意地悪したから仕返しなんだろうな。

『可愛い』

先輩は同性のくせにゆなの可愛さに見惚れてる。
まあ一番内心ドッキドキなのは俺。

「や、…し、仕方ないな」

…ぐっ

高い所の物を取るためにゆなに近付くと、ゆなは怒っているからか、自分から胸を押し付けてくる。いやゆなが小悪魔っぽい悪いの可愛すぎるから良いんだけど(笑)
今日もう他の奴いてるけど男部屋連れてきてヤりたい。

ふにっ

あー無理抜いていいかな。

はぁ…

「ちょっとトイレ行く」

「えっ?…りょーくん?」

ニコっ

ゆなは分かっててにこにこしてる。
くっそ…こんなに可愛いいたずらする彼女って、可愛すぎる!!!!