「お?何話してるんだ?」
え?あ。

「あ、闇桜!」

「えっとね、ちょっとシャー芯分けてたよ!」
うんうん!そ!

「そうかそうか。そういえば、私のシャー芯が無いのだが…そもそも、シャーペンはあるのか…?」

「あ、これどうぞ!」
え!?雪音ちゃん!?

「いいのか…?雪音…?」
こら。さん付けしなさい。

「いいよいいよ!大丈夫!」

「雪音ちゃん、ごめんね…」
うんうん…もうさ、優しすぎるよ…
すっげー…すっごくさ、うん。

「いいのいいの。大丈夫だから。」

「無理しなくても、いいからね?大丈夫。」
うんうん!

「大丈夫。無理なんかしてないよ?」
そっか。

「ならよかった。」

「ううん、友達の為なら、なんでもできるよ。」
え!?本当にしたら…ダメダメ!

「なんでもしちゃうとなんだか悪いから、
本当にやめてね…?本当に申し訳ないから…」

「あ、じゃあしないね!うん!」
そんなに諦める(?)んだ!?

「本当に悪いから!?いつも謙虚とかじゃなくていいから!」
うんうん!

「え?うん…でも、好きでやってるから…」
好きでやってるんだ!?

「そっか。雪音ちゃんって優しいんだね。」
うん。うん。