学校に到着。

真っ先にやってくる、下駄箱の中。

恐る恐る開けた。

案の定、画鋲や、まち針だらけだった。

またか。

そう思って、靴の中の画鋲を、全部取って、履いて、教室に行った。

ガラガラ

教室のドアを開けて、机に行った。

机の上は、色々な落書きだらけ。

(死ねよぶす!)(なんで生きてんの?)(学校来んな!)

など色々書いている。

その時だった。

「美奈ー。おはよー。」

あの3人が来た。

「お、おはよう……。」

挨拶を返す私。

「早速だけどー。あそこ、行こっか。ね?」

「う、うん。」

あそことは、トイレのことだ。

ガスッ!ドスッ!

「ぐぁ!うぐ。はぁはぁ。」

「まだまだ、へばってんじゃねーぞ!」

「ぐはっ!はぁはぁ。や、やめて。お願い。」

私は、3人のサンドバッグだ。毎日、目立たないところを殴られる。

結構痛い。

「だれが、やめるかよ!」

ガスッ!

「ぐぁ!うげ!」

「吐くなら、便器に吐けよ!」

と、頭をわしづかみされて、便器の中に頭を突っ込まれた。

コポコポ

息が苦しい!

「ぶは!はぁはぁ。」

ここで、予鈴がなった。

キーンコーンカーンコーン

「やば予鈴だ。」

「いこいこ。」

彼女達は、去っていった。

「お腹痛い。う。ひっく。なんで?なんで、いじめられなきゃ行けないの?」

私のいじめは、初めがあった。