着いたのは至って普通のマンションで、
私が想像していた超高級マンションとは違った

所詮、仮住まいだしね
本宅はべつにあるし、ここまでお金かける必要も
ないってわけか、、、

一人で妙に納得した

オートロックで開いた先は広いエントランス

エレベーターに乗って、最上階と思われる14階で
おりた

いや、やっぱり普通でもないかも、、、

部屋の鍵も暗証番号だし。

「どうぞ。」
「ありがとうございます」

玄関を入ればだだっ広い開放感たっぷりのリビング

「はぁ、、、」

思わず漏れたため息。