「すみません。そんなつもりでは、、、」

斜め45℃のお辞儀をした私の後頭部に降りたのは

「今夜空いてる?」

天地がひっくり返るほどの衝撃で
お辞儀のまま固まってる私に先生はさらに
追い討ちをかける

「結衣さん?」

はい。私、きっとこの瞬間一度死んだかもしれません

だって、ネームプレートは名字だけ。
したの名前は意識的に調べないとわからない情報

私は顔を上げるタイミングを見事に逃し、先生は
OKなら、19時に正面玄関口にいて。

そう言い残して颯爽と歩いていった