片岡さんから発せられた言葉は私を赤面させた

「可愛すぎる。それにすごく似合ってる」
「あっ、、、ありがとうございます、、、」

そんなに見ないで
また射抜かれて動けなくなる

伏せ目がちになって、片岡さんの顔が接近してくる

キスされる、、、目を閉じた

のに、一向に触れない

薄目を開けてみると、片岡さんはバンドルを
握って窓に映る夜景を見てた

拍子抜けした私を急に恥ずかしさが襲ってきた

「結衣ちゃん、聞かないって言ったけど、聞いても
いいかな?」
「片岡さん?」
「じゃないと、いつまでも未練タラタラだし。
キッパリと諦めるためにも聞かせてほしい」