高校一年______四月。 あたし、竹宮莉子。 「よぉ。」 「おはよう」 家を出るとちょうど向かいの家に住んでる、あたしの幼なじみの、佐野 瑛斗も出てきた。 小さい頃からずっと一緒で、入学して二週間が経つけど変わらず一緒に登校する。