「スグ行くから待ってて!!」

「フン! スグって・・・今どこに居るのよ?」


と 言い終わるか終わらないかの タイミングで 圭人が ラーメン屋に 入ってきた!

小雪が、お洒落な服装で席に 座っていた。

それは、研究室の小雪とは、別人にも見え圭人も ちょいと嬉しかった。


「あっ! 旦那!!
いらっしゃい! こないだは どうも〜ぉ」


調子のいいラーメン屋の親父が、圭人に 気が付いた。

「ナゼここに、居るんだ!?」

「ナゼって・・・こっちのセリフよぉ!?
圭人君が ここを指名したんでしょう!?

ちゃんとメールを、くれたじゃない?」



えっ!

小雪から携帯のメールを 見せられて ビックリした!

「何で…… こんなメール送ってないけど??
俺の指定したのは 感じのいい 居酒屋だし

ほら メールしてるだろ」

「その後に 指定変更のメールが 来てるじゃなぃ」


・・・!?