「さぁ タイムマシンを出すんだ!!」



宗次郎が トミーに拳銃を つきつけた。


「あーー!?
もうタイムマシンの鍵が ないから 無理だょー!?」


「つべこべ言わづ さっさと開けろ!!」
どうして良いか分からないトミーは、その場にフリーズする。





圭人が 起き上がり宗次郎に近付き

「トミーを 射ってもタイムマシンは戻ってこない。」


「そうよ!
タイムマシンが なくなっても 造ればいいのよー
そう言う歴史なのよ!」



圭人が 静かに拳銃を 握り締めた。

「これから 時空の規則を 見せてあげます。
俺の思い付きですけどね!」


そう言って宗次郎の手に握られた 拳銃を指をほぐしながら奪い取る。