その瞳を月明かりが照らして、キラキラと光る。 瞳の奥は濡れていて、喉の奥が熱くなる。 ごめんね、俊。 でも、あたしなんかを好きになってくれてありがと… そんな思いを込めて微笑み返す。 夜の月に照らされて、あたし達を優しく包んでくれた気がした。