────キーンコーンカーンコーン
帰りの挨拶をして、チャイムがなった瞬間教室を飛び出した。
向かう先はただ一つ。
青木くんのクラスへと足を進め、後ろのドアから中を見るが青木くんの姿は見当たらない。
嘘、もう帰ったの!?
はやすぎる…
校舎を出ようとかかとを返した時、後ろから肩を叩かれる。
「藤井ちゃん?」
あたしを呼び止めたのは、三橋くんだった。
「どうした?うちのクラスに用事?」
「あ、実は青木くん探してて」
「あー、湊なら今日委員会の集まりあるもかなんとか言ってたけど」
委員会…
今の時刻は16時ちょっと過ぎ。
終わるまで待つか…
