「青木くん、今日も放課後打ち合わせあるらしいから」 「あぁ」 委員会をきっかけに、前は嫌いだった坂本とも話すことが増えた。 最初は嫌な奴だと思ったけど、案外そういうわけでもなかったらしい。 冷たく突き放しても、めげずに話しかけてくるあいつに気づけば俺もいつしか普通に心を許せる相手になった。 笑顔を向けられる度に、みんなが坂本を良い奴だという理由がわかった気がした。