「ご、ごめん」 焦って瑠菜さんから距離を取る。 あのまま目が離せなかったら俺、何してたか分かんねぇ。 「あたしこそごめんね。止まってる優助くんに気が付かなかったよ」 「いや、急に立ち止まった俺が悪い」 ドッドッと加速したままの鼓動を落ち着かせるように静かに深呼吸をする。 何やってんだ...俺は。 タイミングが悪かったな。 「優助くんは優しいね」 「...え?」