「あたしは瑠菜。せっかくだし一緒に回らない?」 瑠菜さんが後方を指しながらニッコリ笑顔を向けてくる。 「瑠菜さんが良ければぜひ。一人でここに?」 周りに誰もいないからお互いに一人なのか? もしそうであれば、一緒に回ることが可能だ。