私は朱鷺之神社の神様に語りかけた。

「神様、お願いします。私を彼のもとに連れてって。彼を、新選組を救いたいのっ」

「その願い確と引き受けた。」

幼い子供の声がした。

「天露よこちらに来るのじゃ」
私は幼子の声を頼りに裏山へと入っていった。そのときの私は我を忘れていた。
がむしゃらに声を追いかけた。
そして森を抜けた先は




まるで夢に描いていた世界だった。