時を越えて 〔編集中~〕

私は何故か見覚えのある通りまで来ると、走り疲れたのか、フラフラと立っていられなくなった。
「はぁ、はぁ普段運動してないからすぐ疲れ…ちゃ…う……」
そのまま倒れることを覚悟したその時だった。
「オイッ大丈夫か?しっかりしろ!」
なんだか懐かしく温かく、胸の奥がキュウキュウしてさみしいようないとおしいようななんとも言えない感情が襲ってきた。
何故あの時彼が私の最愛の人と分かったのかは分からない。
偶然か、運命か。それは神様しか知らない……
「藤堂……平…助……様ぁ。ずっと……お慕い…し…て
おります……」
そこまで涙が頬を伝い流れ出るのを微かに記憶に残し、意識を失った。