先生!それも、嘘ですか?

恋愛(ピュア)

神崎馨/著
先生!それも、嘘ですか?
作品番号
1538800
最終更新
2018/12/29
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
「叶芽さん、今日からよろしくね」

「あ、ここの読解出来るようになったんだね」

「成績?……それは、叶芽さんの頑張りだよ」

優しくて、頼れる、大好きな塾の先生

でも、先生はバイトで大学生

高校受験が終わる前に……

先生が大学を卒業する前に

思いを伝えたかった

「好きです」


精一杯振り絞って、やっと出たその一言

けど先生は、いつもの優しい笑みを、私に向けてはくれなかった

「だったら、俺と、キスしろ」

「それが嫌なら辞めるんだな。塾も、俺も」

先生の裏の顔は、まるで別人だった。






「先生、私、諦めきれない!」

「僕なら叶芽ちゃんを振り回したりしない」

「ちょっとアンタ、先生に金輪際近づかないで」

「アタシは、いつでも叶芽の味方だよ」


「俺はきっとお前を……」






「先生……



それも










嘘ですか?」
あらすじ
偏差値45の神崎叶芽は、気づけばもう中学3年生になっていた。あまりの頭の悪さに、ついに塾に通うことになる。そして、そこで運命の相手と出会う。相手は大学生。絶対に無理だと思っていたが、後悔するのは嫌だと、告白をする。しかし、その想いは届かず。ついにはそれが原因で多くの事件が……。純粋少女と鈍感青年の、淡い恋の物語

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