恋の方程式

『ん〜そうだなぁ、心臓が痛くなるくらいドキドキしたら恋だな。』


「なら、私、先生に恋してます!」

自信をもって言った私に

先生は困った顔をして

『それは勘違い。あと3分で授業はじまるぞ!』

しっしと払う仕草をした先生を見て

私は慌てて教室にむかった。


『あぶねぇ…っ』

と顔を赤くしていた先生を私は知らない。