ーーーーーー ーーーーーーーー 滉牙さんの運転で家に向かう。 私の退院を1番に嬉しそうにしてくれている 玲花さんはウキウキとしている。 そんな姿に心が和んだ。 「家帰んの久々だね」 彼は運転しながら呟く。 「.........はい、やっと」 やっと落ち着ける場所に帰れると思うと 自分も嬉しく思う。 「いいな〜、俺も一緒に住みたい〜」 タイガさんは後部座席から身を乗り出し、 拗ねている。