一匹狼と野良猫。



「す、既にいっぱい、されてます」

「えー、足んないんだけど」



恥ずかしくて顔を背けると、

首筋に彼の顔が近づく。



「ふひっ!?」

「ぶはっ、ふひって」



首筋にキスされて変な声が出て、

滉牙さんに笑われる。



「な、慣れるよう努力するので.......
す、少し......離れて.......」

「やだ」



そう言って彼はこちらに腕を回し、

がっちりホールドされる。



「離れたら慣れないでしょ」



そう呟いてまた首筋にキスをされる。

き.....キス魔.......。