一匹狼と野良猫。



「慣れて?」



余裕のある笑みでこちらを眺める滉牙さん。

そんな姿にまた鼓動が高鳴る。



「な、慣れれる自信が.......」

「えー、普通に困る。」

「すみません......」

「どうしたら慣れる?」

「えっ」



返答に困る質問に驚き、

顔を上げると不意に顔が近づく。

そして、ちゅっとキスをされる。


ゆっくりと離れてこちらを覗く滉牙さん。



「いっぱいしたら慣れる?」



クスッと妖艶な笑みに、更に顔が熱くなる。