一匹狼と野良猫。



「ご本人でなければ意味がありません」

「............聞いてらんねえ。

お巡りさんよぉ、彼女の様態を考えてから
来てくれっつってんだよ。

見て分かんねえのか?」



痺れを切らしたタイガさんは、

低い声で警官を威圧する。



「ですから、こちらも事情をですね」

「だから今じゃなくていいっつってんだろ」

「タイガっ!! やめなさい!!」



ガタッと立ち上がって、

警官の顔スレスレまで近づくタイガさん。

それを咄嗟に止めに入る玲花さん。