一匹狼と野良猫。



「この子の保護者、ですが。何か?」



1歩も引かない玲花さん。

隣りでやり取りを見るタイガさんも

何か言いたげな表情。



「.........保護者?」

「えぇ、そうですけど?」

「..........。そうですか。

まぁ、話と言うのはあなたを監禁していた
飯田和馬とあなたのご両親についてなのですが」



そう言う警官の言葉に空気は一気に重くなる。

両親?

何故、今更になって両親が出てくるのか。



「すみませぇ〜ん、
この子 今からリハビリがありますの〜。

また別の日にして頂けますぅ?」



こちらの表情を察したのか、

玲花さんは猫撫で声で警官2人に

ニッコリと微笑む。